① 場所の選定・確保
かんたんキットの設置場所の
選定について、説明します。
ポットは日当たりが良い場所で、
平坦の場所を選定します。
水分・養分と
お日様の光を十分に与え、
光合成してもらって、
ぐんぐん成長してもらいたい
ですからね。
ポットの安定性を考慮し、
暴風などで倒れないよう、
平坦の場所がいいです。
養液タンク(90Lポリタンク)は、
屋内(風雨が避けられる場所)で
近くに100V電源がある場所で
保管が必要です。
私のケースでは、
自宅の庭は狭く、場所がなかったので、
実家の庭の花壇をつぶして、
ポットの場所を確保しました。
花壇の近くに車庫があり、
車庫内に100V電源があるので、
車庫内の端っこを養液タンク置き場
としました。
①-1 ポットの置き場所
私の実家の花壇は、
南側が道路に面していて、
南向きの日当たりが良い場所で、
3面を囲まれています。
3面囲まれることで
少し日当たりが悪いところもありますが、
風よけにもなると思い、ここに決定。
母親が育てていた花たちを
両親に頼みこんで、
撤去してもらいました。
撤去した後は、
野球のグランド整備で使用する
トンボ(レーキともいう)
を使ってフラットにしました。


①-2 養液タンクの置き場所
ポット設置場所の北側に車庫があり、
車庫内のポット設置場所側に
電源があります。
いろいろなガラクタ
(父親の農業器具など)
がありましたが、
これらを移動してもらい、
養液タンクを設置する場所を
なんとか確保しました。





② ブルーベリー株数の決定
確保できた面積は、
南北 約 4 m、東西 約 3m、
面積=約 12 ㎡ です。
某ブルーベリー観光農園を参考に、
面積と本数の割合を見てみる。
350 ㎡ で150本なので、
1本あたりの必要面積は350/150 = 2.3 ㎡
通路を確保しないといけない点もあり
おそらくかなり広めにしていると推測。
ここからおける本数は、
計算上
12 ㎡ / 2.3 = 5.2 本
ということで、5本に決定。
将来、木が横に伸びてきても
ある程度スペースに余裕ができる
本数だと思います。
③ ブルーベリー種類の決定
ブルーベリー種類の選定にあたり、
まずはブルーベリーの知識が必要。
そして、この種類選びは、
将来の事業化を考えると、
非常に重要ですね。
私の場合は、
ブルーべりーファームおかざき
畔柳さんのブログ
『日本一詳しいブルーベリー品種解説』
を参考にさせてもらいました。
(畔柳さんの書籍については、
最下段のリンクご参考)
ブログには数十種類の
ブルーベリーの紹介がありますが、
すべて目を通したうえで、
初心者でも育てやすそうな種類かつ
耐候性(雨に強い)の高い種類、
16種類を1次選定しました。
その16種について、
下記6項目を各5点、
合計30点で点数化。
5種の選定は、
収穫時期の分散を考慮し、
・ノーザンハイブッシュ系 1種
・サザンハイブッシュ系 1種
・ラビットアイ系 3種
として、合計点から選定する
ことにしました。
1)サイズ
2)甘み
3)酸味
4)育てやすさ
5)収穫量
6)実績評価
(農園にある本数と育成年数)
総合点数より、
・レカ
・シャープブルー
・ブライトウェル
・ラヒ
・バルドウィン
の5種に決定!
育てやすい上、
収穫も見込めて、
味もよい、
いいとこ取りの品種を
選べました!

